家庭の中でストレスを感じ、「適応障害」を引き起こすこともあります。それは、専業主婦に多く見られるもの。1日24時間の殆んどの時間を家庭の中で過ごす専業主婦は、「ストレスという言葉とは無関係!」と思われがちです。ところが、最近は「適応障害」と診断される主婦も多くなっています。試しに「適応障害」「主婦」という言葉を同時に入力し検索してみましょう。
検索して、ビックリ。「適応障害」と診断された主婦のブログ件数が、驚くほど多いのです。その多くは、お姑さんとの折り合いが悪く適応障害になった方や、夫との不仲などが原因となって適応障害の症状が現れた主婦の方。他にも「主人が定年退職後、ずっと家に居るようになってから、体調は悪くなり始めた」という「主人在宅ストレス」も。
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子育てから解放された後に陥る「空の巣症候群」なども見られます。「子どもが自立し、夫は仕事で忙しく、構ってくれない」ということが原因なのです。このように、家庭環境の変化によって、もたらされるストレスは、適応障害だけでなく、多くののストレス性疾患へと進行する場合があるのです。主婦の例ばかりではありませんよ。夫や子ども、同居している「家族」の全て、誰もが発症する可能性があるというワケ。
家族の中で、そういう症状が現れた場合、症状が現れた本人だけを治療しても、なかなか完治には向かわないことも多いもの。「家族」という濃密な人間の関わり合いの中でストレスを感じているのであれば、本人だけを治療してみても、根本的には変わりません。一時的に何らかの改善は見られても、その家族に理解と変化が生じなければ「再発」を繰り返すだけなのです。
もし、このように家庭内のストレスが原因となって、家族の誰かが「適応障害」となってしまったら、家族全体のシステムを見直すことが必須。表面上の理解を示すだけの家族の言葉は、適応障害の方にとって、余計に大きなストレスとなります。時には混乱を招くことも。
できるだけ、家族同士で話し合いを多くもてるよう努め、適応障害の方だけでなく、家族全員が安定した精神状態でいられるようにすることが大切なのです。そうすることで、適応障害の家族も良い方向へと徐々に向かい、完治への道を歩み始めるのです。
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